キャピタルゲイン・インカムゲインについて
キャピタルゲインとインカムゲインについても説明をしていきたいと思う。
以前の「資産を増やす買い物」の回で資産運用の話をしたが、株や不動産などで収益を得るタイミングは2パターンある。
①キャピタルゲイン:売却をした際に得られる差額分
キャピタルゲインとは、
株式や債券、不動産、貴金属などの資産を売却して得られる売買差益(値上がり益)のこと。譲渡益や資本利得とも呼ばれる。
例えば1株100円で購入して、売る時に120円になっていれば、20円の儲け
②インカムゲイン:一定期間保持する事により得られる報酬(配当・家賃収入)
インカムゲインとは
資産を保有をすることで得られる継続的な収入の事。
例えば1株100円の株を1年間保有しておくと20円の配当を毎年得られる。
(正確には利益確定日をまたぐか否かだが、ややこしいので割愛)
以上の事を理解したうえで資産運用の際、自身がどっちの利益を狙うかを決めて行っていってほしい。
複利とは
さて、それではこれから複利の力について説明をしていきたいと思う。
まず利子とは預金口座などの元金に対して、決められた割合の貰うお金。
複利とはその元金と利子に更に「利子」がつくことをさす。
例えば100万円銀行に預けているとする。
銀行の預金金利が5%なら1年後には、100万円×105%=105万円に増えている。
そして2年後には105万円×105%=110.25万円となる。このように元々あるお金に金利が付きそのまま次の投資に活用をしていくと複利の力が増す。
(ちなみに今の銀行の金利は0.005%ほぼ無いに等しい)
以下の図が複利の例となる。
まとめ
ここで理解してほしいのは、複利は時間が大きく関係しているという事。
どれだけの時間(期間)を投資とともに生きるかで、投資から得られる複利の量も莫大に変わる。
つまり、「時間」というものを味方につけることが
とっても重要だ。
パパ自身はもっともっと早く投資を初めておけばよかったと思っている。
早い時期に良いものを購入し、運用しておけば・・・と思う事はよくある。