さて君たちも最近興味をもってきたお金。そもそもお金っていつからあるの?どういう意味があるの?という事を説明していきたいと思う。
そもそもお金って昔はなかったんだ。
世界で農耕が進み、人々が定住し、生活を始めたとき、みんな物々交換を一番最初はしていた。ただ毎回物を持っていったり、大きいものを持って交換に行ったりするのが大変だという事で、生活必需品のコメや塩・布などをを物々交換するための引換券として使っていたのが始まりだという。(※諸説あり)
それから時代が進んでいき、武器や農具など作成されるようになり、やがて希少価値の高い、金や銀、銅のコインを通貨(引換券)として使い始めた。
話は逸れるが、貨幣の金の含有量(どれだけ金が入っているか)がバラバラで偽物や粗悪品を作ったりし、それが広がり国が亡ぶというのが歴史の中で多い。要はその国でそのお金が使えるか(信用があるか)がとても重要だ。
そして時代が進んでいくにつれて今のお金の形になっていった。
昔はお金を銀行に持っていくと金に交換をしてくれるといった保証制度があり、その当時の紙幣を兌換紙幣(だかんしへい))と呼ぶんだ。
紙幣の量が増えるにあたり、金との交換が現実的に不可能になってきた。なので各国はこのような制度を廃止した。
特にアメリカ政府が金ドル本位制をやめた時、世界経済には大きな影響があり、固定相場(むかしは1ドル=○○円って決まっていたんだよ)から変動相場(今は毎日のみんなの需給で値段が変動するようになったんだ)へ変わるきっかけとなったんだ。
また、変動相場制に変わった事により、「国への信用・経済力や武力≒各国の貨幣の力」というように変わっていった。
これらの事からお金には
①交換の機能
②価値尺度の機能(本当の物の価値を知らなくても、100円のおにぎりと1000円のおにぎりだったら、1000円のおにぎりの方が良い食材が使われていそう)
③価値保存の機能(お金を貯められる。おにぎりはずっとは保管できないよね。)
の機能があるという事がわかったかな?
このような機能があれば貨幣としての機能は果たすので良いだけなので、今後はクリプト(仮想通貨)などに置き換える事ももしかしたら将来あるかもしれない。
今回を気に興味を持ったらどういったものに代わるか考えたり、ほかの形の物(株・証券・債券・その他ビットコインなど)の事を知るのも面白いかもしれない。
話は逸れたがここで重要なのは
お金=信用 という事。
これは個人の状況にも置きかわる話で、
お金を稼げるという事は、特定の人にそれだけ信用をされているという事だ。(例えば会社なのであれば、成果をこれだけ出してくれるからこの給料を払おうという事。もちろ良くない稼ぎ方(盗んだり法律破ったり)を除く)
人間関係と通じる所も多いと思う。日々の行動・考え方・発言・姿勢からコツコツ信用を積み重ねていく。
お金持ちならぬ信用持ちになるために頑張っていけるととてもいいと思う。